
いまは通るひとはいません。
土曜日の写真塾で、ちらっとでた話の中に、
アンセル・アダムスがありました。 ご存知のように、
モノクロ風景写真で、超が付くぐらい有名な写真家です。
そのとき、彼の写真集は持っているのですが、
本格的に彼の本を読んだことがないことにハタと、
気がつきました。 そこで彼の有名な3冊の著書のうち、
The Cameraを除く、The NegativeとThe Printを、
Amazonで発注しました。 いまから到着が楽しみです。
E-1 14-54mm jpg サイズ以外加工なし
首を長くして待っていた写真集「水母音」が本日到着した。
素人ながらパッと見たところ、良い映画を見て5分で面白いと思うのと同じく「素晴らしい」と感じた写真&ノベル集。 しばらく眠る前の楽しみが出来たと感じている。いや、ひょとして一生?
ずいぶん使い古された言い草だが、実はこんな写真集が入手できるのがインターネットの素晴らしさだ。インターネットはときには本物の芸術家を探せる素晴らしい通信手段だと改めて思う。 大手出版社は人手がいるため「儲かるため」に売れ筋しか売りたがらないし派閥や自己規制なども時には障害になる。また、はじめから自費出版したい仁者もいるだろう。 その分、見極める力が探す側にも求められだろうがとても便利だ。 あと、残り25部ぐらいだそうだ。間に合ってよかった;-)
PS
話は全く異なるがSilkypixVer2.0.7.0がリリースされた。E-500のrawが対応になったのと、マルチディスプレイによるバグの問題が解決されている様子。 これでボクも安心して使えそう(^^)
「野口 健: 100万回のコンチクショー」
面白く一気に読んでしまった。 数年前、ネスカフェのCMに登場したときにエベレストや日本の山ではゴミが大変多いと気ずかせてくれた野口健氏。 今日のタイトルはエベレスト登山中に日本登山隊が残したゴミ山をみた欧米の登山者に言われた言葉である。
富士山はゴミが理由で世界遺産になれないとは聞いていたが、夜は自動販売機の明かりで明るく、糞尿の紙で雪のように白く見えるのにはボクは2度ほど富士に登っているのにかかわらず、あまり気にしていなかったので勉強になった。 次回は観察してみたいと思う。 また、読んでみるとなるほど北アルプスや南アルプスでレンジャーに会ったという話は聞いたことがない。 国が本格的に運営するレンジャーがいてもおかしくない時代になってきているとこの本で気がついた。 この本に今後日本山岳の在り方のヒントがあるのは間違いないだろうと思う。
本とは関係ないが有名山岳写真家が環境庁や東京都に環境保護を運動したなどあまり聞かない(ボクの勉強不足で実際は活動されているかもしれないが)それが残念に思う。 モノを良くみることにかけては一流なのに。。。 と、人のことを兎や角言っても始まらないのでレンジャーについてのオープン教室に参加する予定だ。
この本に関係することで興味があった事柄をサイトで調べた。
野口健公式サイト
東京都がはじめる都レンジャー と都レンジャー・ニュース
青森大学環境科学研究科
環境省、アクティブ・レンジャー(pdf)
環境省、野口健氏からの提案書(pdf)
東京首都大学 11月にレンジャーについて
モンゴ
ニューヨークのゴミをめぐる冒険という副題がついており、ゴミ・コレクターの話だ。
集中力を出して読んでいると「汚ねー」とゴミをイメージしてしまうので、出来るだけイメージをしないように読んだ。 そんな複雑な思いで読んだ本だが面白かった。
山小屋のドッポーン・トイレも慣れるまで大変だが(<18歳までは実家がそうだった)、大衆の汚いところは慣れてしまえば社会勉強になるし、広い意味で役にも立つ。 また、ゴミとくれば「見る前に撮れ」の内原恭彦さんの写真をつい思い浮かべてしまう。 ゴミを撮影する写真家も大勢いると思うがインターネットで随時、ゴミ(<厳密には時々登場)の作品を鑑賞できるのが面白い。
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