DSLR(35)/24-85
体が寒さに慣れていないときの、
初冬は結構キツイものがある。
その寒さの洗礼を受けた後の、
東京は暖かいというより暑く感じるぐらいに…
*Nikon full-frame用標準ズームレンズの憂鬱*
ご存知のように山岳でD700を使っていると標準レンズのチョイスが難しい。
理由はいくつかある。そのひとつは画質がよいAF-S24-70mmF2.8Gは、
大きく重いからである。 これには経験談があって、
以前、EOSシステムを使っていた時代に28-70mmF2.8Lと24-70mmF2.8Lを、
それぞれ購入してしばらく使ったことがあった。しかし、
レンズへの個人的な新鮮さがなくなると、山岳へは持ち出さなくなった。
画質は良いが長時間持つのには不便なのだ。 気分的には24-105mmF4Lも、
重い部類だと感じ手を出していない。
DX時代のNikonではAFS-DX17-55mmF2.8も使ったが、
やはり、これも登山へは持ち出さなくなり、3.5-5.6クラスが、
一番、使用頻度が高く満足していた。 さらに好きなのは
Olympus4/3の14-54mmF2.8-3.5で登山用では文句がなかった。が、
E-1のような創りこみの良いカメラ本体がなくなったことでつかわなくなった。
今のNikonフルサイズF3.5-5.6クラスとしてはAFS24-120mmGが、
あるがどうしても画質に納得できず踏み出せない。 そこで、
24-85mmF2.8-4D(F100用に購入)を使っているのだがサイズが大きいし、
設計がデジタル前の登場なので若干古いのである。 当然のことながら、
ニコンはこのことを認識していると思う(*)。 ただ、この秋に24-120の後継型が、
登場する気配がないのだ。
ということで、EOS時代に使っていい感触だった、あのレンズしかないようである。
だが追い討ちをかけるようにD700ユーザーには悩ましいことだが、このレンズの、
モーターなしがディスコンになっている(現行品はAFが遅い)のと、品質にバラつきが、
あるようなのでアタリを探すのに難儀するかもしれないということだ。(EOSでは、
1回取り替えた経験有)
*
その証拠にテレ側の評判がよいとはいえなかった70-200mmF2.8VRはリニューアル。
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